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カンブリア宮殿 獺祭

獺祭
小売店での注文はひとり 1本まで
いままでの酒造は少量生産で希少性を出していたけど 獺祭は良い物をたくさんつくることで大吟醸のコストを落としている
日本酒全体での売上は下がる一方だが 獺祭は指数関数的に伸ばしている
獺祭山口県岩国市の旭酒造でつくっている
生産は獺祭のみ 4階建ての蔵がある……
売上は3年前の2倍以上

紙カップにいれた日本酒、ふぐにあう日本酒、おまけつき、値引き さまざまなことを行ったが泥沼からは抜け出せなかった
奇をてらったことをしつづけて ワイン酵母で日本酒をつくったときに 「これならワインでよいのでは」と言われたときに 本質的な価値で勝負しようと思うようになったそうだ
その後 技術も経験もなかった大吟醸をつくり 一般的な収入のひとが気軽にのめる大吟醸として2000円を切る値段で売りだした
それからどぶ板営業で少しづつ販路を広げた結果 いまでは純米大吟醸の国内販売第1位

2000円を切る値段というのは ただ単に自信がなかったからというだけらしい
朝令暮改で進んできた

地ビールが流行ったころに地ビールレストランを出し その結果 1億9000万円の負債を抱え 杜氏(製造責任者)に見限られてしまった

これをきっかけに杜氏でない社員でも酒造りができるようにマニュアル化やデータ化を進め発酵具合もすべて数値化グラフ化をしてするようになった(すごい……
これによって勘に頼る必要がなくなった
先入観もなくなってできないとされている夏場でも空調と湿度をコントロールしながら1年中の生産を可能にした
やらないとわからないからやる というのが信条のようです

会社見学では技術的なことまでオープンにしている
できることをみられても問題ない できないことを潰すのが大事

パリに日本食レストランも出す 品質がおかしい獺祭が売られているのがくやしいのでクオリティの良いものを提供したい というのと ニューヨークのひとたちもパリの食市場を向いているため

ユダヤ教のコーシャーと呼ばれる認定も受けている

獺祭には常に挑戦するという特徴があるので挑戦し続けていく

最後に試飲で村上龍大興奮してた

倒産寸前“負け組”酒蔵が起こした奇跡! ピンチに挑み続けた大逆転経営 旭酒蔵 社長 桜井 博志(さくらい・ひろし)
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